ワンフェスでは、2009年から新しい植林地『ウランブハ沙漠』に植林を開始しました。
2年目を終え、今少しずつ植林の成果が現れてきていますので、紹介します♪
こちらが【2009年4月15日】に撮影したものです。
地面にはほとんど草がなく、沙漠化へと向かっています。
そしてこちらは1年後の【2010年4月15】に同じ場所を撮影したものです。
大地に草が戻ってきています。
そして次がさらに半年後の【2010年9月10日】に撮影したものです。
草原が回復していますね♪
成長が早い所は、もう立派な草原です!!
こうした成果が現れている理由には皆で木を植えたことで土地が安定してきていることはもちろん、
2010年の始めに植林地に『柵』を設けたことで、さらに大きな成果へと繋がっています。
その柵がこちらです。
これは2010年の春に、農民の方の理解のもと、ヤギ・ヒツジが入らないよう設けられました。
そしてこちらが、その半年後の2010年9月です。
草の回復がまったく違うのが分かると思います。
この柵は幅5キロあります。
写真を見てもらうと分かりますが、柵の左右では草の育ちがまったく違います。
柵をはさんで右側では、このようにまだ放牧が行われている土地です。
土がむきだしになっていますね。
カシミヤヤギは草を根っこから食べます。
そのため、土は保水力をなくして、どんどん乾き、沙漠化へと繋がっていきます。
日本などからの需要で、カシミヤを輸出されるためにカシミヤヤギの数が増えたことで、こうして大地への影響も大きくなっているんですね。
人間がしてしまったものは、人間で解決していきたいですね。
ワンフェスでは、これからも内モンゴルでの植林活動を行って行きます。
宇宙の子☆マサ
コメント