宇宙の子マサの想い – MAKE HAPPY
ワンフェスブログ

宇宙の子マサの想い

2008年から、僕は『WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL』のスタッフとして、

中国・内モンゴルの沙漠に木を植える活動を開始しました。



初めて見た沙漠の印象は

『なんて美しい…』

でした。



僕の目には沙漠は自然界の芸術に見えました。

『なぜ僕は沙漠に木を植えるんだろう?』

それからの僕はいつも、

自分が沙漠に木を植える理由を問い続けてきました。



すると『沙漠はひとつではない』

ということを知りました。

沙漠には種類があるのです。



ひとつは『もともと沙漠の場所』

内モンゴル大地は遠い昔は海の底だったそうです。

そのため、内モンゴルの沙漠の砂はたくさんのミネラルを含んでいる。

それが偏西風に乗って、沙漠は地球に栄養を届ける役割も担っているそうです。


2つめは『現在、沙漠化している場所』

3つ目は『これから沙漠化していく場所』


僕たちが木を植える必要のある場所は、

この2つ目と3つ目の場所です。




新しい植林地の『ウランブハ沙漠』に、

木を植え始めたこの4年間で、僕はたくさんの希望の変化を見てきました。

木を植えたら、沙漠化している大地に緑が戻って来ました。

(左:2009年4月/右:2010年9月/同じ場所)




緑が増えたら、

ちいさないのちが、沙漠の大地に帰って来ました。




茶色だった砂の大地に、『いろ』が戻って来ました。




そして、植えた木から飛んだ種が、

40度もある熱い沙漠の砂の上に根を下ろし、

生命の力が広がって行こうとするのを見ました。




僕たちのツアーを催行してくださっている旅行会社の、

もう20年間も沙漠に木を植えて来られている高橋さんが言っていました。

自然とは不思議なもので、

ちいさな生き物が帰ってくると、

今度はそれを狙うネズミさんや、

またそれを狙う鷹などの鳥が帰って来るそうです。


そう。

木を植えると、食物連鎖が生まれる。

砂嵐が吹き荒れるその場所は、

いろいろな命の光あふれる場所になる。


僕がこうして沙漠に木を植えさせていただいている理由の大きなひとつは、

ちいさないのちたちが、

また帰って来れる場所を生む、

ちょっとしたお手伝いをすることだと思います。



地平線まで続く広大な沙漠で、

自分のいのちと向き合いながら、

みんなで一生忘れられない今を過ごしながら、

大地にもこころにも木を植えて行きましょう。


♪そうだ、木を植えよう♪

の愛言葉で♪



宇宙の子マサ

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