去年2010年、ワンフェス初の海外駐在員が内モンゴルに誕生しました。
駐在員の名前は、なべちゃん。
なべちゃんは2009年の中国植林ツアーに参加者として初参加し、植林に魅了されていきます。
そして縁あって2010年の4月から正式に内モンゴル駐在員となりました。
なべちゃんは作業のできる春から秋までの半年間内モンゴルに滞在し、
夏の暑い時期には砂の温度が40度を越えるなか、、、
毎日、木を植え、その後の水やりなど苗の世話を行ってくれました。
なべちゃんは植林に出逢うまでは『生きるのを諦めてた』とよく言います。
社会のなかで、孤独や絶望をたくさん味わって、自分が存在している意味が分からなくなっていたそうです。
だから、自分は別にこの世界に必要ないんじゃないか、と。
そんななべちゃんが自分の存在価値を感じれたのは、『これがこどもたちの未来につながるんだという想いで沙漠に木を植えているとき』だったそうです。
『沙漠に木を植えているとき、自分は生きてていいんだという感覚がある』と言います。
誰よりも表現が不器用だけど、傷ついてきた分だけ誰よりもこころの痛みの分かる優しい人なべちゃん。
そんな彼は、これまでの人生の孤独と絶望、そして植林との出逢いから湧いて来た生きる希望。
その経験から得たメッセージをくれます。
いくつか紹介しますね♪
『あたはあなたでいいんだということを、沙漠が教えてくれる。』
『大「地」に「木」を植えて、「雨」を降らす。と書いて「地木雨(ちきゅう)」』
『森をつくるというよりも、植林を通して、みんなと孤独を分かち合うことをしたい。』
『「木」から「見」た「心」と書いて、「想い」。植林は自分の悲しみや辛さという想いを苗と一緒に植えること。それでいい。』
『「自然」という字には「自分」という字が入ってる。沙漠は自分が自然になれる場所。』
『(なべちゃんにとっての)内モンゴルを一言で言うと「自由」。自由、それは自分が生まれた場所。』
『日本でも喜びとか感動はあるけど、一瞬というかインスタントというか、コンビニみたいに感じる。沙漠ではしんどいときほど、もっと生きたいなぁって思えてくる。』
なべちゃんは言葉で表現するのもあまり得意ではないけど、
彼はこの言葉たちを、こころから言っているので、人のこころに伝わるんです。
そんななべちゃんは、今年3月(予定)からまた内モンゴルに渡り、半年間沙漠で活動を行ってくれます。
近日、『沙漠から届くなべちゃんメルマガ』もスタート予定です!!
4月の植林ツアーに参加する方は、じっくりなべちゃんと語れますので、楽しみにしていてくださいね♪
これからも、なべちゃんの活動の応援よろしくお願いします!!
なべちゃん&内モンゴル植林応援企画!! 開催中
宇宙の子☆マサ
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