2018.8.24 西日本豪雨の支援③


「この松の木だけはね枯らさないように毎日水をあげてるの」

1週間前にめ組JAPANが倉庫の片付けのお手伝いに行かせていただいたお宅に3日前に再度伺った時のおはなし。

言葉にならない想いを伝えたくて温めてたけど、言葉にできないので書くことにします。

岡山県倉敷市真備町が豪雨に見舞われた時、お母さんは「大雨だけど、大したことないだろう」と思って避難はされなかった。

そしたら数時間、数十分でどんどん水位は上がり、大切な荷物も2階に上げる暇もなく2階の屋根から救助を待っていた。その時2階床下浸水。水位は2mくらい。

屋根の上から救助を待って手を振っていたんだけど足を滑らせてしまい、屋根から滑り落ちちゃった。カナヅチのお母さんはパニックになりながら必至に犬かきをして松の木の上に捕まることができました。

あの松がなかったら、きっとお母さんは助かってなかったと思う。

きっと私たちはお母さんに出逢うことはなかったし、お母さんのお家のお手伝いもする機会もなかった。

お母さんの生命を繋いでくれた松の木。本当にありがとう。

☆☆☆☆☆

お母さんはまだお家を解体するかリフォームするか決めかねている。

みなし仮設に入るための申請はしてるけど、そこに住むことも迷っている。

この地で産まれ、この地で育ったお母さん。

「ここなら何でも誰でも知ってるから安心なんよ。この前のお家はね・・・」と言って話したあと「全然知らない土地でこの歳から1人で暮らすのはね。。。」と。70歳を過ぎて知らない土地で知らない人たちに囲まれて隣近所の付き合いもなく暮らすことに不安を抱いておられた。

お父さんの代から続いていたお庭はご主人が施設に入所されててお庭の手入れはもう出来ないからもう諦めると話されていた。とても残念そうに。

「でも、この松だけは残さなきゃね」「他はもう全部いいけど、この松だけは枯らさないように手入れしなくちゃ」30分くらいお母さんと話しながら お手伝いしながら聴いたお話しは小さな器の私には抱えきれなくて、でもお母さんの想いを受け止めたくて必死で聴かせてもらった。

住民さんにはそれぞれ速度があるからその歩みを大切にしたい。

でもリフォームして住むなら早く手入れをしたい。

リフォームする時に出来るだけお金のかからないように。お母さんの喜びに繋がるように。

悲しみや無念さを喜びや希望に変えれるのは私たちだから。

毎日葛藤しながら進む。

一緒に一歩一歩。

大切に大切に。

明日も笑顔を増やせるように活動します。

いつもありがとうございます。

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