くまモンリュック

【くまモンリュック】

4月の大きな地震に見回れ、余震が頻発に続いていた5月と6月。

近所に住むりゅうせいくんは、隣にある私のお婆ちゃんの家に時々遊びに来ていました。

「まーるーちゃん、あーそーぼ‼ねーねー、今日は何して遊ぼうか?」

お婆ちゃん家で、災害情報やテレビを見ていた時に、りゅうせいくんの明るい声が響き渡ります。

「じゃあ今日は、だるまさんがころんだをやろう!!」

縁側の端から端までを使ってやってみたり、折り紙で音が出る紙鉄砲を作ってみたり、時には外にこっそり出て田んぼの細いあぜみちをダッシュで走る!!

こんな時に地震が来たらどうするんだよ‼と思いつつも、、、(^_^;)そんな恐い不安を吹き飛ばすかのように「うおーーっ」と叫びちらして走る。 5月の青空と田んぼの水田の緑がどこか元気をくれました。

そんな遊びをするうちにりゅうせいくんの兄弟も来て、4人で遊ぶ事も増えました。

にぎやかになり、笑顔が増えてきた ある時。 家の中で「ドンッ」と音をたてる地震が何度かやってきました。

その時「おおっ」と言いながら身体を前にかがませ、布団に飛び付く様に伏せるりゅうせいくん。

いきなりの揺れに対応しようとしていました。

兄弟たちも、その恐れを外に出そうと 窓をガタガタ揺らして「地震です!地震です!」 「キャー逃げろー」と家の中を走り回ったりと落ち着かない様子がありました。

そういう地震への恐怖と向き合いながら一緒に遊んだこのりゅうせいくん兄弟。

布団に飛び付いて身を守っていた姿が何故だか9月を過ぎた今でも頭に残っています。

そんな時、ふと、くまもんリュックが思い浮かびました。 何か、怖い事があったり不安になったりしたことがあれば、このくまもんを抱きしめて欲しいと。

いつもは遊んであげられないけど、ボランティア活動で私があさりんからもらったラッキーコインで一緒に遊んだ事を思い出して、今度は自分達で遊んで楽しい時間をすごして欲しいと。

そんな思いを込めて全国から寄せられたこのくまもんリュックを渡す事に決めました。

りゅうせいくんには、不安な時に抱きしめて欲しい。

兄弟の中でいつもぶつかるお兄ちゃんには本を読んで温かい心を持てるように。

妹には、いつでもそばにいるよ、という思いを込めて。

全国の支援していただいた方、本当にありがとうございます🍀

記事:まる

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